アルカラ・デル・リオ、マリア様登場です。
雨が降ってきました。
セマナサンタの正装は伝統的に喪服です。
傘をさしての行進、傘は紫色が多く目立ちました。「死」を意味する色だからだ、とききました。
雨が降ると、行進はやや急ぎ足!さーーっと教会に入りました。
雨にぬれたマリア様をみて泣く女性がいました。どんな気持ちでいるのだろうか、私はその女性がマリア様にみえました。
教会に神輿が入るときの神秘的な瞬間、みんな息をのんで見守っていました。
スペインでは(カトリックの人々はきっと何処でも)マリア様の存在は特別なものです。
2000年のセマナサンタは、カスタネット会社のペペさん一家と一日セマナサンタを過ごしたことがありました。息子さんがパレードに参加していたので同行した経験があります。
当時娘さんは、涙をぽろぽろこぼしながら私に一生懸命マリア様のことを説明してくれました。
教会を中心としたスペインの行事は、他にも多数あります。私が最も印象的だったのは、1月7日の「レジャス・マゴス」でした。
イエス様が生まれて、3人の王様がプレゼントをした日です。この日は、町中にキャンディー(飴)が降り注ぎます。まさに降り注ぐの!!!
王様に扮したたくさんのパレードが町を彩ります。
子供たちは待ちにまったプレゼントをもらえる日です。
話がだいぶ逸れましたが、、、
セマナサンタ、スペインの多くの人が最も大切にしている一週間、でした。