ペペさん家にホームステイしてカスタネットの起源歴史の講義やレッスンを受けました。ペペさんは、弟ホアンさんと2人でカスタヌエラデルスールを立ち上げた。父が立ち上げたフィリグラーナというカスタネット工房からの流れや、これからの工房の方向性など、ペペさんの家系のお話も初めてうかがいました。
フィリグラーナの名前を継いでいる姪っ子さん一家とも交流しました。
伝統がつくられて、それを継承していくことの大胆さと緻密さを知りました。カスタネットは時代とともに変化しています。これからどんな変化をするか、ペペさんは既に予測しているそうです。
歴史や変化、種類というものは数え切れないはどあるが、ものの起源を知っておくことが大事だ、とおっしゃっていました。
私には、まだピンとこない起源ですが、これを知ってて良かった、と思う日がくるのでしょうね。15年前のペペさんのアドバイスが最近やっと理解できたように。。
演奏のレッスンは、いつもペペさんがギターを片手に行われます。ぺぺさんが40年演奏し続けているダンサ・アラベに構成付けていただきました。
今回は、日本の音楽にも挑戦しましたので、CDも使用しました。日本で歌い継がれる曲を、ペペさんと奏でて楽しかった。この奏法は、クラスやレクチャーで多くの人にカスタネットを楽しんでもらえるようなヒントが満載でした。
自分のメゾットをつくることが出来そうです。
カスタネットレッスンのときは、いつもドゥケというわんちゃんが静かーーーに寄り添ってくれてました。可愛いでしょ♪